選び抜かれた、ほんもののヒューマングレード製品をお届けします

厳選した、ほんもののヒューマングレード製品をお届けします

美味しい食材が豊富にそろう秋。

うちのこのごはんにも、旬のものを少し取り入れてみようかな、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

大切な家族との「美味しい」の共有は、なんとも幸せな時間ですよね。

何を食べるかを選ぶ時間と一緒に、今日は「食べたあとの体の働き」にも、少し目を向けてみませんか。

犬と猫がごはんを食べる、やさしい水彩の挿絵

胃酸は、消化を助ける大切な存在

食べたごはんが体の栄養になるまでには、胃や腸でいくつもの働きが重なっています。その最初の段階を支えているのが、胃酸です。

たとえば、お肉やお魚に含まれるたんぱく質。胃酸はその構造をほどき、消化酵素が働きやすい状態にします。さらに、たんぱく質を分解する酵素「ペプシン」が働き始めるためにも必要です。

胃は、食べものをためておくだけの場所ではなく、食べたものを胃液と混ぜながら、次の消化の場である小腸へ、少しずつ送り出しています。

食物アレルギーとの関係も

胃での消化は、食物アレルギーとの関係でも研究されています。

胃酸が抑えられると、ペプシンが働きにくくなり、たんぱく質の分解が進みにくくなることがあります。十分に分解されずに残ったたんぱく質が、免疫の反応にどう関わるかも、注目されている点です。

人の研究やマウス実験からは、胃酸を抑える薬の使用による消化への影響と、食物アレルギーの発症との関連が示唆されています。食材だけでなく、消化の働きも発症に関わる要因のひとつかもしれない。その可能性は、頭の片隅に置いておきたいと思います。

胃酸が少ないとき、多いときは?

胃酸が少ないと、たんぱく質の消化を始める働きが弱まることがあります。一方、胃酸が過剰に分泌され、胃や十二指腸の粘膜が傷つくと、嘔吐や食欲の低下、お腹の痛みなどにつながることもあります。

ただ、吐いたり、食欲が落ちたりする理由はさまざま。「吐くから胃酸が多い」「消化が悪そうだから胃酸が足りない」と、見た目だけで判断することはできません。

気になる様子があれば、食事との時間の関係や、吐いたもの、便の状態などを記録して、獣医師に相談してみてください。胃酸を増やしたり抑えたりする工夫や、お薬の調整も、まずは原因を確かめてから。

うちのこの様子をよく見て伝えることが、その子に合ったケアにつながります。

腸のことを考えるとき、胃も忘れずに

腸活というと、乳酸菌や食物繊維など、「何を足そうか」と考えることが多いかもしれません。

そのときに覚えておきたいのが、胃から腸へと続く消化の流れ。腸に届く前にも、食べたものを消化するための大切な働きがあります。

まずは、いつものごはんをどんな速さで食べているか、食後は落ち着いて過ごしているか。便だけでなく、食べる前後の様子も見てみると、うちのこの「いつも」が分かってきます。

2026年10月5日のオンライン講座「胃腸のごはん学〜吸収力を高める食事設計〜」では、こうした胃の役割から、腸での消化・吸収、食事の工夫まで学びました。

この回は、アーカイブでもご受講いただけます。毎日のごはんを考える手がかりとして、ご自身のペースで学んでいただけたらうれしいです。