犬猫のための分子栄養学の第一人者・定あすか先生が目指すものづくりとは。
毎日のごはんに何を選び、どう取り入れるか。犬や猫の食事を考えるとき、原材料と同じように、その商品をつくる人の考え方も知っておきたいものです。
Knotの「犬猫のための分子栄養学講座」で解説を担当してくださっている定あすか先生。先生が代表理事を務める一般社団法人アニマルオーソモレキュラー協会(AOA)が企画・監修するクッキーには、栄養の知識を毎日の食事に取り入れやすくする工夫があります。
今回は、定先生の活動と、Knotでも販売を予定している2種類のおやつを通して、そのものづくりをご紹介します。
動物の体を学ぶことから、日々の食事へ

定 あすか
分子栄養学動物カウンセラー/動物カウンセラー/農学学士
一般社団法人アニマルオーソモレキュラー協会(AOA)代表理事
定先生は、犬・猫を中心とした動物の栄養学・分子栄養学をベースに、講座やカウンセリング、レシピ開発に携わっています。動物病院での栄養相談や、企業に向けた商品開発も、その活動のひとつ。
2026年8月にAOAを設立し、獣医療と日々の食事・栄養をつなぐ環境づくりを進めています。獣医師、動物関連の専門職、飼い主さん。それぞれの立場から、動物の体と栄養について学べることを大切にしています。
栄養素の量だけでなく、組み合わせと使われ方を考える
AOAが商品づくりで重視しているのは、栄養素が体の中でどう使われ、互いにどう関わるかという視点です。単に多くの栄養を加えるのではなく、日々の食事を補う組み合わせを考える。その考え方を、おやつという身近な形にしています。
もうひとつ大切にしているのが、おいしさと続けやすさ。知識を学ぶだけでなく、暮らしの中で取り入れられるようにすることも、商品の設計に含まれています。
そのままでも、ごはんに加えても
今回ご紹介するのは、犬猫用の栄養補助食としてつくられた2種類のクッキー。どちらも1枚約1.5gで、そのまま与えるほか、砕いてごはんに加えることもできます。
製造は「おかしとパンのアルマ」。米粉をベースにしたグルテンフリーの設計で、香料・着色料は使用していません。補いたい栄養に合わせて、配合や風味を変えています。
ビタミンしっかり配合クッキー
ビタミンB群を中心に、葉酸、ビオチン、イノシトール、L-カルニチンなどを組み合わせたクッキーです。米粉と片栗粉をベースに、かぼちゃを使用しています。
いつもの食事に、どのような栄養を補うか。原材料や栄養成分を確認しながら、うちのこに合わせて選んでいただきたいおやつです。
ヘム鉄&ミネラルたっぷりクッキー
ヘム鉄に、亜鉛・銅・マンガン・セレンなどのミネラルを組み合わせたクッキーです。米粉をベースに、にんじんを使用しています。
食事全体の栄養バランスを考えながら、補助として取り入れるための商品。そのままでも、細かく砕いてトッピングにしても使えます。
Knotでの販売について
こちらの2種類のおやつは、Knotでも入荷後に販売予定です。販売開始は、改めてご案内します。
うちのこに合う取り入れ方を
栄養を考えてつくられたおやつも、たくさん与えればよいわけではありません。普段のごはんや、ほかに与えているおやつ・サプリメントも含めて、何をどれだけ補うかを考えることが大切です。
どちらの商品も主食の代わりにはならない栄養補助食です。商品に記載された目安を確認し、体格や食事量に合わせて調整してください。食事制限がある場合は、主治医に相談してから取り入れましょう。
商品を選ぶことと、食事について学ぶこと
Knotでは、商品をご紹介するとともに、定先生による分子栄養学講座を継続して開催しています。体の仕組みと栄養の関係を学ぶことは、日々の食事を考える手がかりにもなります。
どんな考え方でつくられ、どう使うための商品なのか。そこまで知ったうえで、うちのこのために選んでいただけたら。定先生との講座と商品紹介を通して、Knotもそのお手伝いをしていきたいと思っています。