にんにく/Garlic
にんにくといえば?
古くからスタミナ食材と使われていたにんにく。
にんにくを加工し、アリインが空気に触れてアリナーゼと反応することでアリシンになります。
独特の香りはアリシンによるもの。
強い抗菌作用や抗酸化作用があり、免疫力アップが期待できる成分です。
にんにくは高血圧予防に役立つカリウム、マンガン、亜鉛、銅や糖質の代謝をしてくれるビタミンB1、
皮膚を健やかにするB6、抗酸化に働くビタミンCなどを含みます。
アリシンはオイルで加熱するとアホエンという成分に変化し、血栓予防に役立ちます。
他にもビタミンB1の多い食材と合わせると、アリチミンという成分に変わり、B1の吸収を促進。疲労回復や体力増強におすすめです◎
にんにくにはスコルジンという成分も含まれ、血行促進を促すので代謝がアップします。
人の場合、一度に大量に食べると胃を荒らすのでほどほどにしましょう。
わんちゃんへにんにくを与えることは溶血性貧血を引き起こす恐れがあることから賛否両論あり、
犬の血液に悪影響を及ぼすにんにくの量は、犬の体重1kgあたり約15~30gと言われています。(一欠片が約5g程度)
玉ねぎもわんちゃんが食べてはいけない野菜で有名ですが、玉ねぎほどの中毒作用は低いと言われています。
とはいえ、どの食材に関しても言えることですが、あげすぎてしまうと体調が悪くなることも・・・
にんにくはわんちゃんのノミ・ダニ対策。肝機能の向上を目的として使われている商品もあります。
Knotのレシピでは少量であれば問題ないとの考えのもと、食材の香りづけとしてにんにくを使用しておりますが、
感受性の強さも個体差がありますので、気になる方はにんにくのご使用はお控えください。
おすすめの食べ合わせをご紹介します♪
【✖️豚肉】
にんにくに含まれるアリシンは豚肉のビタミンB1の吸収を促す作用があり、疲労を和らげるのにおすすめです。
【✖️パプリカ】
パプリカに含まれる各種ビタミン・ミネラルとにんにくを合わせて免疫を強化、風邪の予防に。
【✖️かつお】
トリプトファンとビタミンB6を合わせることでセロトニンの分泌が促され、精神を落ち着かせます。
おいしいにんにくの見分け方
- 旬は5~7月
- 大きさに対して重みがあるもの
- 外側の皮がしっかりと重なって、白くふっくらしたもの
- 芽が伸びていたり、皮が茶色くなっているものは避ける
- 粒が大きくかたく締まっているもの
- 頭の部分がキュッと締まっているもの
- 綺麗な白色のもの
※こちらでご紹介した内容は一例であり、健康効果などを保証するものではございません。