里芋/Taro
里芋といえば?
里芋の主成分はデンプンですが、水分が多いので芋の中では低エネルギーです。
独特の滑りは水溶性食物繊維の「ムチン」や糖質とタンパク質が結合した「ガラクタン」によるもの。
ムチンは胃の粘膜を保護してタンパク質の吸収を助け、ガラクタンは脳細胞を活性化してくれたり、
血圧を下げる働きがあります。
食べ物の吸収をゆっくりにしてくれるので、血糖値の急上昇予防にも◎
お腹を温め、胃の機能を正常に働きかけてくれることから、食欲不振や消化不良の時にもおすすめです。
他にも解毒や便秘の改善、むくみの改善も期待できます。
糖質をエネルギーに変えるビタミンB1や代謝を助けてくれるミネラルのモリブデンも含まれます♪
おすすめの食べ合わせをご紹介します♪
【✖️豚肉】
血管をしなやかにする豚肉のタンパク質とコレステロール低下作用のある里芋の
「ガラクタン」を合わせて血流の改善が期待
【✖️鶏胸肉】
鶏胸肉のタンパク質と里芋のカリウムを合わせてむくみの予防と高血圧予防に◎
おいしい里芋の見分け方
- 旬は9月から11月
- 泥がついていて固く閉まっているもの
- こぶやヒビがないもの
- 赤い斑点や縞模様がなくて白いもの
- 袋入りの場合は水滴が溜まっていないもの
- 丸く太ったもの
- 縞模様が等間隔のもの
里芋を切った時に中が赤いのはポリフェノールの一種のアントシアニンの酸化によるもの。食べても大丈夫ですが、風味が落ちていることが多いので早めに食べましょう!
※こちらでご紹介した内容は一例でございます。健康効果などを保証するものではございません。