【管理栄養士監修】おいしく♪楽しくダイエット!豆腐とこんにゃく入り和風ハンバーグ【レシピあり】
こんにちは!
いつもご愛読いただきありがとうございます♪
このコラムをご愛読いただいている飼い主さまは、ワンちゃんやご家族の健康を願いながら、
色々なことを学び、日々の生活に活かしていらっしゃる方が多い事と思います☺︎
今回は飼い主様の中でもお悩みの方が多い、わんちゃんのダイエットについてです。
疾病のリスクが大いに関連する、「過体重」は遺伝や体質などの先天的なものもありますが、
半数以上は後天的要因で、生活習慣が原因といわれています。
体重を基準値内にコントロールすることは、病気のリスクを最小限に抑えて通院や服薬の期間を減らすことに繋がるのですが、
無理なダイエットをするのではなく、習慣的に行っている行動こそが、のちの健康にも繋がってくると考えております。
今回ご紹介する、楽しくダイエットをするためのおすすめの食材はこんにゃくです♪
こんにゃくは普段から馴染みのある食材ですが、わき役のような存在で、意識して食べることは少ないかもしれません。
しかしながら、こんにゃくは大変優秀な伝統食材で、約 1500 年前から食されており、故事があるほどです!
「体の砂払い」や「胃腸のほうき」と言われており、食物繊維がとてつもなく豊富な食材なのです♪
また、100g中に約 43 mgのカルシウムを含んでおり、卵やチーズよりもカルシウムを多く含んでいます。
カルシウムは不足しやすい栄養素といわれているので、ぜひ日常的に取り入れたいですね!
そして、こんにゃくに含まれる食物繊維の正体は「グルコマンナン」です。
これは不溶性食物繊維に分類され、水分を吸収することで膨らみますので満腹感を得ることができます。
食物繊維の多い食事は、善玉菌のエサとなり、結果的には悪玉菌の発育を抑え、腸内環境を整えてくれます。
グルコマンナン摂取による血中コレステロールの低下や耐糖能の改善を示す実験の結果もあり、肥満や糖尿病などの予防の期待できます。
その他、こんにゃくには人間の肌の角質層に存在する「セラミド」も多く含まれており、高い保湿機能と刺激か ら肌を守るバリア機能を持っています。
アンチエイジングケア商品などにも多く配合されており、セラミドの減少がアトピー性皮膚炎と関連していると も示唆されております。
生芋こんにゃくがより多くセラミドを含んでいるので、おすすめです!
また、こんにゃくに含まれるシュウ酸カルシウムを多くとると、腎臓、尿結石をもたらすことがあるとありますが、
シュウ酸カルシウムは水に溶ける性質があるため、しっかり下茹でをし、過剰に摂取しなければ問題はないでしょう。
わんちゃんと一緒に楽しめるシェアレシピをご紹介します!
豆腐とこんにゃく入り和風ハンバーグ
☆材料
鶏胸ひき肉(冷やしておく) 250g
絹豆腐(水切り前でよい) 60g
溶き卵(だいたい半個) 25g
鶏レバー(1kg の犬 4g/週 1 回を想定) 40g
こんにゃく(小さめのダイス切り) 100g
クコの実 10g
いんげん 30g
オリーブオイル 大さじ 1
ナツメグパウダー 0.1g
セージパウダー 0.1g
☆人間用トッピング
お好みで ポン酢や柚子胡椒
【作り方】
- いんげんは鍋にお湯を沸かし、分量外の塩をいれて 2 分茹でて、水を切り冷まして食べやすい大きさにカットする。
- こんにゃくを分量外の塩でよく揉み、中火で 5 分茹で、ざるにあけて冷ましておく。
- 豆腐を水切りする。(約 15%の水切り)
(耐熱皿に豆腐をのせて、キッチンペーパーで包む。ラップをせずに、500W のレンジで 1 分加熱。そのあとペーパーのままザルにおき、重しをして、しっかり冷ましておく。)
- 豆腐とミンチをよく混ぜ合わせたあと、レバー以外の具材を加えてさっくり混ぜる。混ぜた後は少し緩いので、30 分ほど冷蔵庫で冷やすと、丸めやすくなります。
- レバーを中に埋め込むように成形し、80gの大きさであれば、フライパンにオリーブオイルをいれ弱火で熱する。弱火より少し強い火加減で片面を 1 分焼き、ひっくり返し、蓋をして約 4 分、蓋をとり中火で 1 分焼く(焼いた後 65g を想定)
【できあがり総量/約 360g の栄養成分量】
- エネルギー 622kcal
- たんぱく質 61.7g
- 脂質 36.8g
- 炭水化物 19.8g
- カルシウム 170 mg
- 水分量 250g
※水分量は目安です。
【活動量が普通の 1 日に必要カロリーからの目安量】
- 1kg 65.0g
- 2kg 110g
- 3kg 150g
- 4kg 180g
- 5kg 220g
※こちらでご紹介した内容は一例です。健康効果を保証するものではございません。