キャベツ/ Cabbage
キャベツといえば?
キャベツはビタミンC、ビタミンK、ビタミンUが豊富で高い栄養価に加えて胃腸を保護する作用もあるとされています。
殺菌作用やガン予防に期待のアリルイソチオシアネートを含み、免疫力を高めてくれるビタミンCの含有量が野菜の中でトップクラスです♪
茹でて食べると活性酸素を除去する力も約5倍になり、消化もよくなるのでおすすめです。
キャベツに含まれるビタミンUには細胞分裂を促進し、たんぱく質の合成を活性化させる働きがあり、胃の粘膜の修復を促してくれます。(ちなみに胃腸薬の「キャベジン」はビタミンUの別名です)
他にもグルタミン酸、アスパラギン酸、スレオニンなどのアミノ酸も含まれており、
芯の部分にはカルシウム、カリウム、リン、マグネシウムなどのミネラル類が葉の倍以上含まれるので、フードプロセッサーなどで細かくしてからあげると良いと思います♪
グルタミン酸
→グルタミン酸はアンモニアを解毒し尿の排出を促してくれるので疲労の蓄積や免疫力の低下を防いでくれます。また、脳の機能を活性化してくれることからストレスへの抵抗力を高めてくれます。
アスパラギン酸
→アスパラガスから発見されたアミノ酸で疲労回復効果があるため、医薬品や栄養ドリンクでよく使われています。
アスパラギン酸はタンパク質の合成にも使われたり、カリウムやマグネシウム・カルシウムと結びついて素早く吸収してくれることから、疲労物質の乳酸をエネルギーに変えて疲労を回復してくれます。
スレオニン
→スレオニンは肝臓への脂質の蓄積を防ぎ、脂肪肝を防ぐ効果があり、肌の保湿や胃酸の分泌を抑える働きもあります。
リン
→全ての生物に必須のミネラルでカルシウムに次いで体内に多く存在するミネラルです。骨や歯を丈夫にしたり、エネルギーの代謝に深く関わっています。
おすすめの食べ合わせ一例
【✖️鶏肉】
鶏肉は消化吸収が良く、キャベツに含まれるキャベジンも胃の働きを高めるので、胃の調子を労わりたい時におすすめです。
【✖️豚肉】
キャベツのビタミンCと鉄分を合わせることで吸収率が上がるので貧血予防、豚肉のタンパク質、ビタミンB1が免疫を高めてくれることで風邪に負けない体づくりをサポート。
【✖️味噌】
キャベツと味噌には免疫力を高める働きがあり、キャベツに含まれるビタミンCが味噌に含まれる鉄分の吸収をアップしてくれます。
おいしいキャベツの見分け方
- 軸の切り口が変色していなくてみずみずしいもの
- 軸が500円玉くらいの大きさのもの
- 葉の色が濃くハリとツヤがあるもの
※こちらでご紹介した内容は一例でございます。健康効果などを保証するものではございません。