ビーツ/ Beets
ビーツといえば?
ビーツといえばボルシチを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ヨーロッパでは「奇跡の野菜」と呼ばれ、古代ローマ時代から健康に良いとされていたようです。
見た目から赤かぶと間違われやすいですが、実はほうれん草の仲間!
「飲む輸血」と表現されていて、ミネラルやビタミン、カリウム、カルシウム、ナイアシン、ベタイン、パントテン酸、食物繊維などの身体に有効な栄養素が豊富で、アンチエイジング・血流改善・生活習慣病の予防など、さまざまな恩恵が期待できます。
ビーツに含まれるベタインは肝臓の働きを助けてくれる栄養素で、アントシアニンよりも強力な抗酸化力を持つとされるベタシアニンも含まれております。
また、「NO(エヌオー)」と呼ばれる一酸化窒素には血流量を増やす働きがあり、血流量が増えることで全身の血行がよくなれば基礎代謝率も高まるので、ダイエットの効果も期待できます。
他にカリウムが豊富なので、むくみや高血圧予防としても良いですね。
カリウムは水に溶けやすい栄養素なのでスープにするのがおすすめです♪
ビーツを食べた日は血尿みたいなおしっこが出ることもあるので、びっくりしないようになさってくださいね。
おすすめの食べ合わせ一例
【✖️鶏肉】
ビーツに含まれるベタインと鶏肉に含まれるカルノシン(筋肉がパワーを発揮する際に必要となる成分)で相乗効果が期待できます。
また鶏肉に含まれるメチオニンは肝機能を強化してくれるので、同じく肝機能に良いベタインを合わせて肝臓の健康をサポートします。
【✖️オートミール】
ビーツに含まれるラフィノースには整腸作用があり、オートミールには水溶性・不溶性食物繊維がバランスよく含まれているので腸内環境を整えてくれます。
【✖️鹿肉】
鹿肉には豊富なヘム鉄が含まれており、高タンパク・低脂肪・低カロリーなお肉です。
葉酸と鉄分が豊富なビーツを合わせて貧血予防におすすめです。
おいしいビーツの見分け方
- 葉がついたものは葉がみずみずしくて元気なもの
- 手のひらに収まるくらいの大きさのもので中身が詰まってそうなもの
- 皮が剥けていないもの
- 表面が滑らかで丸いもの
※こちらでご紹介した内容は一例でございます。健康効果などを保証するものではございません。