犬に必要な栄養素を計算してみよう!
ひと昔前の、家庭の残り物をわんちゃんに与えていた時代から、簡単にあげれるドライフードが普及して、
今に至っては調理されたものがフレッシュフードという名前で販売されていたり、
わんちゃんのごはんの種類が様々なものがあり、選ぶ楽しみが増えてきていると思います。
それぞれの利点や栄養バランスを踏まえると、選択肢が多くて悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
「総合栄養食」と記載のあるドライフードはAAFCOの養分基準を基に栄養バランスが整えてあり、
飲み水とドライフードがあれば栄養の不足の心配がなくあげることができます。
手軽で防災時にも活躍してくれて、忙しい生活を送る飼い主様には嬉しいごはんですよね。
最近ではわんちゃんのごはんを家庭で調理される飼い主様も増えてきました。
皆様、栄養バランスの不足を心配されていますが、私たちもその日の活動量やコンディションも様々で、
アスリートの食事のような栄養バランスを計算して毎日お食事をされる方は少ないと思います。
私たちも、わんちゃんも細かく栄養計算をしたとしても、摂り入れた栄養が体内できちんと期待通りに作用するかどうかはわかりませんよね。
日々のトータルバランスで調節をしているかと思います。
とはいえ、ごはんを手作りすることは、栄養の過不足は病気を引き起こす可能性もあることから、
なかなか難しく踏み出せないという方もいらっしゃいます。
手作りごはんは飼い主様自身での我が子の健康状態の把握が必要です。
何を選んで、何をあげるかは飼い主様の責任のもと、選択する自由があります♪
大切なことは、わんちゃんが食べてくれるごはんであることが前提で、日々の体調の変化に気をつかってあげられるかです。
わんちゃんに必要な1日あたりのエネルギー要求量を計算してみよう!
1日あたりのエネルギーの要求量が分かったら、以下の計算式を参考に計算します。
※過剰になりやすい脂溶性ビタミンと過剰・不足が心配なカルシウムの参考数値を求めるものです。
カルシウムは卵殻パウダーをお使いいただくのが使いやすいかと思います。
おやつでレバーを食べさせていたり、脂溶性ビタミンは特に過剰になりやすい栄養素だと思います。
もちろん、これ以外の栄養素も過剰や不足の心配があるものもありますが、最低限のポイントを抑えるために、内容を絞っております。
わんちゃんの活動量や年齢でも個々に必要としている栄養量は様々で、
どんなに栄養豊富で良いとされる食べ物でも、わんちゃんによっても合う合わないがあります。
日頃の体調の観察やうんちの状態、適度な運動、定期的な健康診断など、全体的なケアを組み合わせることが大切です。
※こちらでご紹介した内容は一例です。健康効果を保証するものではございません。