わんちゃんの関節の健康について
多くの飼い主さまがわんちゃんの関節ケアについて関心が高いのではないかと思います。
今回は、わんちゃんや人の関節の健康に広く認知されているグルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンについて解説していきます。
骨は65%がカルシウムやリンなどの無機質からできており、25%はコラーゲン、残りは水分で、
カルシウムがコラーゲンの繊維に付着することで骨が構成されています。
関節の痛みはなぜ起こる?
関節は骨同士が接触し合わないように、軟骨が表面を覆ってくれており、
軟骨は「軟骨細胞」と周りを取り囲む「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「コンドロイチン硫酸」からなっています。
「軟骨細胞」は軟骨を維持するために、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸を合成して
細胞外へ分泌しているのが「軟骨細胞」で加齢と共に代謝が落ち、この調節機能が衰えていくため、
骨同士が擦れて痛みを感じるようになってしまうのです。
人もわんちゃんも食べたものがそのまま細胞の一部になるようにはできておらず、
アミノ酸となってその一部が使われる保証はなく、関節痛改善にグルコサミンや
コンドロイチンが有効かどうかは明確なエビデンスが確立されているわけではありませんが、
中には痛みがやや軽減したとの報告もあるようで、痛みを数値化することは難しいですが、
グルコサミンは内服による大きな副作用が出にくいことから、予防目的でサプリメントとしても
取り入れやすく幅広く売られているのかもしれません。
人も同様でコラーゲンを口から摂取しても、そのまま体の中でコラーゲンとして働くわけではないのですが、
コラーゲンを加水分解して分子をペプチドまで小さくした状態のものは、体への吸収率がよく、
コラーゲンそのものを増やすというより、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞を増やすことで
結果的に美肌を作る可能性があるとも言われています。
また元のコラーゲンと比較して1000分の1くらいの大きさの「コラーゲン・トリペプチド」は
膝の関節症に対して機能性を発揮したことがわかっており、
わんちゃんの骨や関節の健康に期待ができそうです。
痛みの軽減という観点から、DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸を摂るのも有効だと思います。
普段お肉を食べることが多い場合は、海の物も意識して食事に摂り入れると良いでしょう♪
食材を摂るときのポイント
関節に痛みがあると運動量が減ってしまうと思います。
筋肉も落ちてきてしまうので、筋肉をつくるのに欠かせないたんぱく質を、
毎日さまざまな食材から摂ることが大切!
良質なたんぱく質は、肉、魚、大豆製品、乳製品などに多く含まれており、
お魚に含まれる不飽和脂肪酸はタンパク質も摂れて、関節の炎症を抑えてくれます◎
カルシウムの吸収率を上げるために、ビタミンD(きのこ類)や、
骨の形成に重要な働きをするビタミンK(納豆など)を一緒に摂ると良いでしょう。
また、体内でコラーゲン合成をするのにタンパク質・ビタミンCを材料に鉄分がサポートをしてくれます。
パセリ、ブロッコリー、パプリカなどをお肉と合わせるのもおすすめです♪
おやつではじめる関節ケア♪ニュージーランド産・緑イ貝!
関節の健康ケアにはGOURMATE オーガニック緑イ貝も◎
緑イ貝は、ニュージーランドのみに生息するイガイ科の二枚貝。
ムール貝やカラス貝の仲間とされています。
タンパク質を豊富に含み、必須アミノ酸、酵素、ムコ多糖体、各種ミネラル等々がバランスよく含まれ、
NZ先住民のマオリ族からも「奇跡の貝」と言われていたそうです。
NZの食品衛生は厳しいことで有名ですが、緑イ貝においても養殖は厳しく管理されており、
政府によって定期的な水質検査も行われています。
通常、オイルは取り除かれた状態でおやつに加工されるものが多い中、
GOURMATEの緑イ貝は、身がふっくら立派でオイルもそのまま♪
一流レストラン品質の食材を使用した、本物のヒューマングレードなおやつです。
【参考サイト】
ペプチド研究室
https://www.nitta-gelatin.co.jp/ja/labo/peptide/04/04-1.html
コラーゲン・トリペプチドの機能性