愛犬と一緒に楽しめる、ほんもののヒューマングレード製品をお届けします        

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涙やけとは?

 

 

涙やけとは、涙が過剰に出ることにより、眼の周りの被毛が赤茶色に変色してしまっている状態のことを指し、

 

涙中の成分ラクトフェリン(糖タンパク)が鉄イオンと結合することで、涙自体が変色し、

 

そこに紫外線が当たることで被毛が染色されてしまいます。

 

ラクトフェリンは鉄結合性の糖タンパクで別名、赤色タンパクとも呼ばれており、

 

母乳・涙・汗・唾液にふくまれている成分。細菌・ウイルス・原虫に対する効果が認められています。

 

よだれや足裏に含まれているので、中には足先が染まってしまっている子も。

 

涙液は約98%が無色の水分によって構成されており、角膜側から、油層・水層・ムチン層の三層からなり、

 

この三層のバランスが崩れることで鼻涙管が詰まりやすくなってしまいます。

 

【涙やけの原因として考えられること】

 

  • 成長途中で眼の周囲の筋肉が未発達

 

→涙液の排出がうまくできず、涙があふれる。

 

  • 体質・鼻涙管が細い・ごはんの成分によるもの

 

→複数の原因が重なって、涙管がつまっていることも。

 

  • 犬種による構造上の問題

 

→トイプードル・マルチーズ・シーズーやペキニーズなどの短頭種はなりやすい傾向があります。

 

  • 眼球に傷がついていたり、炎症がおきている場合

 

→逆さまつげ、眼にゴミがはいってしまっていることで涙がでてしまう。

 

食事からのアプローチ

 

  • 水分摂取量を見直す

 

わんちゃんの体重1㎏当たり50~60mlが目安。私たちも、わんちゃんも、

 

水を飲んでデトックスをすることは生きていくうえでとても大切なことです。

 

お水を飲まないわんちゃんは、お肉や貝類の煮汁など、風味がついたものだと喜んでくれますよ♪

 

  • なるべく添加物のない食事を心掛ける

 

添加物が内臓に負担をかけることは、みなさまご存知だと思います。

やむを得ない理由で、ごはんが選べない場合、肝臓の解毒をサポートしてくれるあさりやしじみのスープを飲ませてあげると水分も摂れておすすめです。

 

  • 腸内環境を整える

 

腸の健康によいとされる乳酸菌は、消化吸収力を高めてくれます。

 

消化しきれなかったタンパク質や添加物は鼻涙管がつまりやすくなってしまう傾向があります。

 

また、内側からのケアとしてごはんにオイルを垂らしてあげるのも♪

 

ドライフード表面の脂は時間とともにどんどん酸化していきます・・・

 

水溶性の栄養素は、解毒されて無害なものになってから全身へまわるのに対し、脂溶性の栄養素は肝臓で解毒される前に全身をまわります。

 

オイルはオイルで制すのが鉄則です!

 

フレッシュなオイルをごはんにプラスがおすすめですよ♪

 

食事からのアプローチ以外にも毎日の運動でのストレス発散も不可欠です。

 

食事以外のアプローチについて

 

マイボーム腺が詰まっている場合、まぶたを温める

 

温かいタオルで眼の上から数分間まぶたを温め、瞬きを繰り返すことで、マイボーム腺に詰まった油が出て、油膜を作ってくれます。

 

眼に炎症がある場合、温めることでかゆみや痛みが増してしまう恐れがあるので、病院で診断を受けた上で実施してください。

 

歯磨きを習慣化する

 

口腔環境が悪いと涙やけが出てしまうこともあります。歯磨きは人と同じくわんちゃんも必須です。

 

身体の健康にも直結するので、歯磨きは習慣化しましょう!

 

 

我が家の愛犬も涙やけが酷かった時期があり、実際に悩んで気づけたのは、涙やけは体からのサインだということ。

 

食事で改善される子もいれば一筋縄ではいかないことも・・・

 

涙やけそのものは病気ではありませんが、何かの病気が隠れている場合もあるので、かかりつけの獣医さんにご相談なさってくださいね。

 

※こちらでご紹介した内容は一例です。健康効果を保証するものではございません。