れんこんといえば？

蓮の花の地下茎がれんこんで、「蓮根」と書きます。

食物繊維や、ポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれ、タンニンは殺菌作用や抗酸化作用があります。

また、免疫細胞の増強に役立つビタミンCを多く含み、粘り成分のムチンは胃粘膜の保護をしてくれます。

秋は肺が活動的になる季節です。

乾燥が嫌いな肺には潤いのある食材を。

潤す食材の白きくらげと組み合わせてスープにしたり、れんこんをすりおろして食べさせてあげるのも良いですね。

ちなみに、れんこんは加熱をすると作用が変わり、生のれんこんには脾と腎を高め、加熱をしたものは脾と胃の働きを高めます。

短時間の加熱でシャッキリ食感、ゆっくり煮るともっちり食感、すりおろすとトロミが出て、いろんな食感が楽しめる食材です。

おすすめの食べ合わせ一例

【✖️桜えび】

れんこんはカリウムが豊富で桜えびに含まれるタウリンを足すことで高血圧予防・肝機能強化におすすめです。

【✖️セロリ＆りんご】

いずれも食物繊維が豊富。血糖値の上昇を抑えたり、生活習慣病予防に。

【✖️鶏肉】

どちらも胃の働きを良くして、消化を促す作用があるので、胃の調子が悪い時に。

また、血圧低下作用のあるカリウムに免疫力を高めるたんぱく質(鶏肉)を組み合わせて血流改善にもなります。

【✖️まぐろ】

れんこんのカリウムにまぐろのたんぱく質を合わせて、血管強化が期待。高血圧予防に。

【✖️パプリカ】

れんこんの食物繊維に、パプリカのβ-カロテン、ビタミンC・Eを合わせて免疫力の強化に。

おいしいれんこんの見分け方

• 表面にツヤがありふっくらしているもの
• れんこんの穴が黒ずんでいいないもの
• 持った時にずっしり重さを感じるものは水分がありおいしい
• 白すぎるものは漂白されているので、薄い黄色がかった薄茶色のものを選ぶと良いです。

※こちらでご紹介した内容は一例でございます。健康効果などを保証するものではございません。