【管理栄養士監修】冬におすすめの食材をご紹介【レシピあり】
こんにちは!
日増しに寒くなり、日が落ちるのも早くなってまいりました。 冬のお散歩も、透き通るような空気の中、
季節の変化を楽しそうに感じ歩き回る愛犬の姿を見るとやっぱり連れていってあげたいとなぁと感じますよね♪
一般的には、ワンちゃんは暑さの調節より寒さの調節の方が得意といわれています。
しかし、小型犬やシングルコート、スムースコートの犬種、シニア期の子達には寒さを調節することが少し難しいとされるので、
防寒着などを着せてあげてお散歩を楽しみましょう。
【シングルコート】
トイプードル・マルチーズ・ヨークシャーテリア・パピヨン・ミニチュア・ピンシャー・イタリアン・グレーハウンド・ダルメシアンなど
【スムースコート】
チワワ・ミニチュアダックスフンドなど
日々のお食事から、体の中からの寒さ対策を考えてみると、冬には腎に負担が増してしまう事から、
腎臓を強化してあげるという東洋医学の考え方があります。
これを冬の邪気といい「寒邪(かんじゃ)」と呼び、生命の源となるエネルギーは「腎」に関連し、
血、骨、歯、脳、生殖機能を司っているので、「腎」の働きが弱まると、
生命のエネルギーの衰えから老化してしまうといわれています。
歯や骨が脆くなったり、物忘れや、体の不調、白髪や毛艶などに影響を与えることも。
【腎の強壮剤といわれる食材】
黒豆、ごま、黒米、山芋、栗、クコの実、松の実、クルミ、昆布、豚肉、カモ、
うなぎ、アナゴ、タラ、牡蛎、エビなどがあります。
このような食材は昔から日本にあり、普段から口にすることが多く馴染みがあるもので、
目新さは感じませんが 日本の歴史には食医が存在し、
東洋医学の理論のもと、季節ごとに五臓を強壮させる食材を、日常的に食べられるよう、
農家の方に耕作してもらっていたという歴史があります。
ですので、季節ごとに見かける旬の野菜や、昔から存在する伝統的な野菜や果物には栄養素以外にも大きな役割があると考えています。
そして今回レシピで使用するメイン食材をご紹介いたします♪
【牡蛎】
牡蛎ですが、腎を滋養し補い、成長や発育を促す作用があります。
「タウリン」は魚介類に豊富に含まれていますが、細胞を正常に保つ恒常性の作用し、
心臓や脳、骨格筋や網膜の構成成分の一つでもあり、生体内で重要な働きをしてくれます。
【ゴマ】
ゴマも腎を補う滋養食材で疲労症状を和らげ精力を活性化してくれます。
そして、よく耳にする「セサミン」は抗酸化作用が強く体内の活性酸素に働きかけるので
アンチエイジングにも役立つ食材です。
他にも、カルシウムやエネルギー産生に関わるビタミンB1を豊富に含み、鉄分も含まれています。
血や骨、代謝を良くしデトックス効果も期待できます!
わんちゃんと一緒に楽しめるシェアレシピをご紹介!
【牡蛎とゴマのチャウダー】
☆材料
牡蛎 150g
片栗粉 小さじ 2
人参 90g
じゃがいも 90g
白ゴマ(すり) 20g
無添加の顆粒昆布だし(※コンソメの場合は玉ねぎ・黒コショウを使用していないもの) 5g
無調整豆乳 500g
小麦粉 大さじ2
ローリエ 1枚
オリーブ油 3g
パセリ 適量
☆人間用トッピング
塩
胡椒
オリーブオイル
全て適量
☆作り方
- 人参は角切りにする。
- 牡蛎は水でよくもみ洗いしてザルにあけ、水分を切り、片栗粉をまぶしておく。
- 鍋にオリーブオイルを入れて人参を炒め、じゃがいもも加え軽く火が通ったら小麦粉を加え白っぽさがなく
なるまでよく混ぜる。 - 3 の鍋に豆乳、昆布だし、すりごま、ローリエ、を加え中火で混ぜながら沸騰させる。
- 煮立ったら弱火にして、牡蛎を加えて時々かき混ぜながら 5~6 分程煮込む。
- 器に盛り、パセリを散らして完成。
【できあがり総量/約 700gの栄養成分量】
- エネルギー 586kcal
- たんぱく質 35.3g
- 脂質 27.6g
- 炭水化物 58.6g
- 水分量 650g
※水分量は目安です。
【活動量が普通の 1 日に必要カロリーからの目安量】
- 1kg 135g
- 2kg 225g
- 3kg 300g
- 4kg 380g
- 5kg 450g
※こちらでご紹介した内容は一例です。健康効果を保証するものではございません。