シニア犬との暮らしで気をつけたいポイント
我が家の先住犬との生活は18年半。
初めて会った時はティッシュの箱位の大きさでした。
16歳をすぎてから後ろ足がおぼつかなくなり、17歳の時は腰が下がり、歩くのもひと苦労・・・
認知症も始まり、ぼーっとしたり、寝る時間が増えたり。
排泄が間に合わなくなり、パピーの時ぶりのおむつをはかせるように。
グルグルと円を描くように歩き回ったり、食糞をするようになったり、最初は変化に戸惑いました。
大変さよりもシニア犬特有の愛おしさが勝り、毎朝声をかけるのが私の1日の始まりでした。
今回はシニア犬との衣食住で気を付けるポイントについて解説いたします。
わんちゃんのライフサイクルについて
わんちゃんは1歳を超えると人の4~7倍の速さで歳をとっていきます。
大型犬は成熟期に達するまでがゆっくりで、小型犬よりも短命の傾向が強いとされています。
何歳からシニア犬なの?
おおよその目安はこのような感じで、年齢とそれに伴う変化は個体差があります。
シニア期に入ると様々な変化が見られる場合があります。
- 白髪が目立つようになってきた
- 新陳代謝が落ちて肌質が変わったきた
- 後ろ足の踏ん張りが効かなくなる
- 肉球にハリがなくなる
- 爪の伸びが目立つようになってきた
- 音に反応しなくなってきた
- 反応が鈍くなってきた
- 物にぶつかりやすくなった
- 頑固な性格になってきた
- トイレが間に合わなくなってきた
など、見た目でわかる変化も。
シニアになっても無理のない範囲で、お散歩で外の匂いを嗅いだり、おやつ探しで味覚と脳をトレーニングするのも大切です。
だんだん足の筋力が弱くなってくるので、マッサージをしたり、家のフローリングに滑りにくいマットを引いてあげて負担を減らすのも◎
冬はお腹を冷やさないように腹巻きをしてあげたり、様子に合わせて衣服の調節をしましょう。
新陳代謝も落ちてくるので、フケやイボが目立ったり、皮膚の常在菌のバランスが崩れて皮膚病になったりします。
シャンプーも負担になってしまうので、短時間で負担を少なくしながら綺麗にしてくれるトリミングサロンにお任せするのも良いですね!
わんちゃんの状態によっては2名体制で対応してくれるサロンもあるので、相談してみましょう♪
シニア犬のごはんで気を付けるポイントは?
必要に応じてオメガ3の摂れる魚油やサプリメントや脂身の少ないお肉や茹で汁をプラスしてあげたり、
大根などの水分の多い野菜をおやつ代わりにしたりと水分の摂れる食事を心がけましょう♪
若い時と比べると食事の好みが変わって食べてくれなくなることも。
何か病気が隠れていたりするので、些細な変化でも見逃さないことが大切です!
※こちらでご紹介した内容は一例でございます。健康効果を保証するものではございません。