今回のお題は、わんちゃんのブラッシングとブラシの種類について。

 

 

 

 

ブラッシングってなぜ必要なの？

 

ブラッシングをすることで、その刺激によって血行が促進され、地肌のマッサージとなります。

 

触ったり、お洋服を着せたりすると毛が絡み合ってしまうので、もつれをとって

 

クシ通りを良くしてあげることでお肌に熱がこもらなくなり、健やかな状態を保てます。

 

わんちゃんには「オーバーコート」と「アンダーコート」というものがあり、

 

オーバーコートのみのシングルコートの子は、通常の毛の生え変わりはあるものの、換毛期がありません。

 

一方、ダブルコートの子は、年２回の換毛期にアンダーコートが抜けて、

 

家中が毛だらけになってしまい苦労されている飼い主様も多いのではないでしょうか。

 

おうちでのブラッシング習慣がつくとわんちゃんとのコミュニケーションにもなり、

 

飼い主さん自身がノミ・マダニ、出来物などの皮膚疾患の発見ができたり、より”うちの子”の異変に気付くきっかけにもなります♪

 

ブラッシングに使うツールは毛の長さや被毛のタイプによって使い分ける必要があり、

 

わんちゃんによってはひとつで済む場合もあれば、

 

プードルさんのようにスリッカーとコームが必要だったり様々です。

 

ワンちゃんのボディケアをする上で大切なことは？

 

• 無理やりやらない
• 優しいタッチでやる
• 時間をかけすぎない
• 苦手な部分はちょっとずつ慣らしていく
• 毎日継続すること

 

です。

 

”うちの子”にはどれがベスト？　～ブラシの種類について～

 

スリッカーブラシ  

 

 

※スリッカーブラシにはソフトとハードがありますが、ご家庭で使う際はソフトタイプがおすすめです。

 

主に毛足が長い部分に使用します。全身使う子もいれば、部分的に使う場合もあります。

 

スリッカーはプロでも力加減を誤ると、皮膚に傷をつけてしまいます。

 

力の程度は自分の腕にスリッカーを軽～くあててみてください。

 

わんちゃんは皮膚が薄いので鉛筆を持つように軽い力で持ち、ブラシのピン先が根元に当たらないように身体と並行にブラッシングしましょう！

 

コーム

 

 

皮膚に対してやや寝かせ気味に使います。

 

被毛の流れを整えたりほぐしたりはもちろん、カットの時の立毛に役立ちます。

 

普段からお手入れができている場合はコーミング（コームで梳かすこと）をしたときに毛の引っ掛かりがありません。

 

コームを入れた時に引っかかる場合はその部分がもつれてしまっていたり、汚れが固まって付着している場合があります。

 

そんな時は引っ張ったら痛いので、スリッカーでもつれ部分を解いてあげてからコーミングをしましょう。

 

ラバーブラシ

  

 

ラブラドールやパグ、ビーグルなどの短毛種に使用します。

 

マッサージ効果の高いブラシなので、皮膚に当ててブラッシングしましょう。

 

ピンブラシ 

 

 

静電気が起きにくく、被毛を傷めずにブラッシングができます。毛が細い子や長毛種の子におすすめです。

 

犬種や被毛の長さで使うブラシが異なります。

 

”うちの子”にベストなものが分からなければ、トリマーさんや店員さんに確認しましょう♪

 

※こちらでご紹介した内容は一例でございます。